今日は何の日映画の日
 


1935年2月12日は‥‥

フランスの料理人エスコフィエ死去。宮廷料理と庶民料理を統合して、現在のフランス料理を生み出した人物。

"I want you to make a masterpiece. Sponge sugar almond paste, fruit and flowers..." "I'm not a patisier, Marquis."
from Vatel

映画『宮廷料理人ヴァテール』の舞台は、太陽王ルイ14世のもと大国に成長したフランス。周辺の国から新しい食物や調理方が流れ込み、食文化も大きく発展した時代です。ヴァテールの主人は、かつては王の寵臣、けれども今は閑職に追われている人物。彼が再び王の歓心を得ようと開く晩餐会に、ヴァテールは全力を尽くします。また、重臣らも招かれた宴席は、勢力争いの場でもあります。「最高の菓子を作ってくれ、柔らかなアーモンドペーストに、果物や花を盛って…」「私は菓子職人ではありませんので、侯爵」ヴァテールが断った相手も、晩餐会を失敗させようと機会をうかがっているひとり。しかし、花火が上がり、オペラ歌手が歌う…舌だけでなく五感すべてに訴える宴に、政敵らも目を見開くばかり。完璧な料理は、人の心を動かし、その相手が国王であれば歴史すら変えうる。妥協を許さない一徹なヴァテールの料理には、その力が十分にあったのです。

関連語
masterpiece(傑作)
patisier(菓子職人)
Marquis(侯爵)
paste(ペースト)